鍵で困ったことがあったら鍵屋に連絡しようとすぐに思い浮かぶものですが、鍵っていろいろあります。
一般的に「鍵屋」というと、万が一の時に玄関や車の鍵を開けてくれる業者のイメージが強いですが、最近では家の中の窓の鍵などの交換を行っている業者も存在するって知っていましたか?
他にも、鍵を全部なくした状態から新しい鍵を作ってくれたり、家のセキュリティの相談にのってくれたりする業者もいるのです。
そんな鍵屋のあるある情報を紹介します。
料金
まずは、依頼するうえでも当然重要なポイントになってくる料金制度の話です。
仕事をお願いするにしても料金の安いところのほうがいいに決まっていますが、この時に誰しも注目するのが「基本料金」です。
一般的に基本料金というと、修理してもらう時に必要な必要最低限の料金だと思いがちですが、鍵屋の場合はそうでない業者が混じっており、依頼を受けて現場に行くまでの経費の事を指す場合があります。
つまり、作業スタッフに来てもらうだけで料金が発生するところもあり、そこに実際の作業代や使用した部品費用などが上乗せされていく仕組みです。
本当に最悪の場合だと、呼んだ鍵屋の技術力は低いために不具合を起こした鍵をちゃんと修理してもらえず、出張費だけを請求されるパターンもあります。
実は鍵屋は国家資格ではないので、腕が未熟なまま看板を掲げている人もいます。
一方で、「出張費や見積もりは料金をいただきません。」と明記している業者や、業者に電話を入れた後で鍵を見つけたので依頼を取り消したいと申し出た時に、キャンセル料が発生しない良心的なところも間違いなく存在しているので、依頼する鍵屋を選ぶ客である利用者の心構えも大切です。
夜間に依頼する場合
そして、鍵屋にも夜間料金が存在していますが、一般的に表に出されている料金表は昼を前提にして書かれているところが多いです。
注釈で表の端に、「夜間料金は何パーセント増しになります」といった言葉が付け加えられている事がありますが、夜間の依頼の場合は料金をきっちり聞いておくほうが無難でしょう。
もうひとつ、夜間の鍵屋の利用でよくある事の一つが、至急とお願いしてもなかなか作業スタッフが来てくれない事です。
これは夜間は比較的、少ない人手で作業を行っているためです。
急な依頼を避けるために、夜間は予約が入っているところのみで作業をする業者もいますし、夜間で「すぐにお願いしたい」はちょっと難しいかもしれない、ぐらいに考えていたほうがいいかもしれません。
じゃあ人手がたくさんいるうちに依頼をすればいいという話になるのですが、基本的には夜間料金に切り替わる午後8時前ぐらいまでなら、日勤のスタッフが対応してくれるので、夜ほどには待たなくていいケースが多いです。