土壇場でキャンセルも多かった…
こっちが現場に行こうとしているのに、土壇場で「やっぱりいいです」って言われたこともあったなあ。「良いですって言われても、こっちはここまで来ているんですが」という感じなんですが(汗)。
たとえば、スーツケースの鍵が開かないトラブルってありますよね。
お客さんも焦って、「これはもう鍵屋を呼んで開けてもらうしかない!」という感じで、頼ってくるんだと思います。確かに、スーツケースの鍵が開かないって大変なトラブルですからね。
でも、こういう時って「早く何とかしなくちゃ」という気持ちが先にあるから、お客さんもどうしても焦っている。よく考えてみたら「あれ?たいしたことないじゃん」ということが多くて、「よく考えたら暗証番号思い出しました、ご迷惑をおかけしました」なんてこともたくさんありましたね。
いや、こちらとしては「開いたならそれでいいんです」という気持ちで、「よかったね」と思うんですが、人間って焦るとこういうこともあるんだなあと思ったこと、いっぱいあったなあ…。
車の鍵も、「ない!ない!」と思っていたのに、よく探してみたら目の前にあった…なんてこと結構あるじゃないですか。そういうトラブルってわりとあったなあと思うんです。人間、焦るといろいろダメになっちゃうってことなのかなと思うんですけど。
あの、気持ちが焦るといろいろ見えなくなってしまう」というのはどういう心理なのかなあ。一度、しっかり勉強をしてみたい気もします。
とりあえず、落ち着いて
うちの鍵屋ではなかったですが、他のところだと「土壇場でキャンセルをすると、嫌な顔をされる」ということも多いです。車を出して現地に向かっている場合はそれだけで交通費が発生しますから、キャンセルをされてしまうとそれだけで大打撃なんですよね。
だから、いいようには言われないこともあるので、注意をしてほしいかなと思います。何より、やっぱり自分が辛いですよね。「頼んだのに、自分が焦りすぎたせいで」ということになってしまうと、自分を責める気持ちが出てくる人もいます。そういうのも気の毒だと思うし、やっぱり「落ち着いて考えてから電話をする」ということが必要なのではないかなと…。
中には、「ない」というだけで本当に焦って電話をかけてくる人も多いのですが、落ち着いてみると案外近くにあることもあります。そういう可能性まで考えて、「鍵屋に依頼すべきなのか」を考えてみてほしいかな。
利用してもらうのは嬉しいけれど、お金がはっせいすることもあるので、そのことだけは考えてほしいです。「まずはおちついて考えて、探して、それでもだめだったら電話」を徹底してほしいです。