表札などに不審なマーク
ドアマーキングというのをご存じでしょうか。
これは表札やインターホンやガスメーターに訪問販売業者や空き巣が、住人の情報を数文字の数字や記号で書いていくことを言います。
その印には住人の在宅時間や家族構成や年齢などが記載されており、もしも自分の家に書かれているならとても気味が悪いものでしょう。
マーキングの例としては以下のようなものがあり、それぞれ意味があります。
ただしこれらの意味が必ずそのようなことを表わすとは限りません。
・シール
何個か貼っていれば、チェックした回数を表わす。
貼った色で何月にチェックしたか表わす。
黒いシールは家族や男性やインターホンを押しても出ないなど表わす。
白いシールは独身や女性やインターホンを押したら出るなどを表わす。
黄色いシールは、もう少しで売れそうやキチガイなどを表わす。
金色のシールはお金持ちの意味。
・漢字
学=学生、あ=赤ちゃん、い=いける、こ=怖いなどを表わします。
・アルファベット
M=男、W=女、S=一人、SS=土日休み、K=購入したなどを表わします。
・記号
○=話しを聞く、×=話しを聞かない、・=チェックした、〆=無理、△=あと少しなどを表わします。
・数字
20=20代、1=一人、1017=10時から17時まで留守などを表わします。
このような記号や文字を使って、その住人がどんな人物であり、いつ家にいていつ留守なのかを調べています。
印は記号や数字を組み合わせて書かれることもあります。
これらの印は訪問業者同士の情報交換や空き巣同士の情報に使われています。
マーキングされたときの対策
家の表札やガスメーターやインターホンにこのようなマークが書かれていないか、何か不審な文字が無いかなどをチェックしましょう。
いつ書かれるかわからにので、こまめにチェックが必要です。
もしもマークを書かれているのを見つけたら、まずはこまめに消すしかないです。
もしかしたらいたちごっこになるかもしれませんが、住人として対策できる一番の方法はこまめに消すと言うことです。
記録を残さないで相手に情報を提供しないようにしましょう。
マークを書かれたら、生活スタイルを急に変えるなどのことは無理でしょうから、消すのが一番です。
それでも心配なら、警察に相談すると良いでしょう。
マンションなどの集合住宅の場合は、住人全員をまとめて狙われている可能性もあります。
管理会社などにも相談しておくと良いです。
マークを書かれただけなら、その人物に対しては何も違法なことはしてないと重いでしょうが、軽犯罪法でみると、軽犯罪法第1条33に反しており、工作物若しくは標示物を汚した者に該当する者は、これを拘留又は科料に処する、と明記されています。