空き巣に入られた時の対処法

どんなに気を付けていても、空き巣に入られてしまうことってあります。
では、空き巣に入られてしまった時はどうしたらいいのでしょうか。
その具体例について挙げてみました。自分の命を守るためにも、空き巣に入られたときの対処法はきちんと知っておきましょう。

ドアを開けて「空き巣が入った!」とわかった場合

あまりにも室内が荒れていると、それだけで「空き巣が入った」とわかるものです。
なので、ドアをあけてすぐに「これは空き巣だ」とわかるケースもあります。
こういう時は、まず家の中に入らないこと、ドアを閉めてそのまま安全な場所へと避難して、そこから通報をしてください。間違っても「犯人を捕まえてやろう!」とか、「家の中に入って何がとられたのか確認しよう」などと思わないことです。
強盗の立場に立ってみて下さい。
強盗にとって何が怖いかって、まず「自分の顔を見られることが怖い」のです。
相手も空き巣に入っている時は緊張していますから、顔を見られたということに焦って逆上し、暴力をふるうなどの行為をしてくるかもしれません。
どんな財産よりも大切なのは命。
それを考えれば、何よりも命を守ることができる方法で通報しなければなりません。
ドアを開けたとき、物音がしなくてももしかしたら空き巣はそこにいるかもしれませんよね。無理をしないことは何よりも大切なことです。

家の中に入ってから、空き巣に入られた!と気づいた場合

気付かずに家の中に入って、空き巣に入られた!と気付くケースもあります。
そういう時はどうしたらいいのでしょう。
まず、「誰もいない」と自分で判断しないことです。
もしかしたら、誰かがまだ部屋の中に潜んでいるかもしれませんので、できればすぐに家を出て「安全な場所に行く→そこから通報する」という手順を踏みましょう。
可能であれば、護身用の何かをもってもいいですが、そんなことをする間に逃げることをお勧めしたいです。

間違っても、「何がとられたのか」を調べようとしないこと。
そうやっているうちに泥棒が戻ってきて、危害をくわえようとするかもしれません。
早いうちに逃げる→通報という手順をわすれないでください。

最悪、犯人に遭遇したら声を挙げて下さい。
声を挙げることで、相手がひるんで逃げるケースもあります。
しかし、何よりもまず「早めに逃げて通報する」ということを基本にしておきたいものです。
一番は、自分の身を守ることが大切ですからね。とくに女性や子供がいる場合は、安全を優先したいものです。