避難区域で空き巣100件!許しがたい犯罪行為

東日本大震災の際、「日本人は非常時でも列をつくり、食べ物を奪い合うこともない」と世界から称賛されましたが、一方で被害に遭った家などでの盗難行為が相次ぎました。
津波や地震で家が倒壊したり、傾いたりするだけでも住人にとっては非常につらいことです。
なのに、さらにダメ押しのようにこのような卑劣な行為をする輩には吐き気を覚えますよね。
しかし、本当にこのような犯罪行為が起きていることが現実なのです。

福島第一原発の件で避難を強いられている人が被害に…

東日本大震災では、津波の被害も大きかったですが原発での被害も非常に大きなものでした。
この原発事故の関連から、避難を強いられた人も多かったのですが、そうやって人がいなくなった町の家に忍び込み、金目のものを盗み出そうとする許せない輩が本当にいます。
河北新聞によれば、原発のために避難した女性の家に忍び込み、下着などを盗んだ男が逮捕されたそうです。
手口は「ガラスを割っての侵入」。
避難区域には人がいないからバレないと思った、などと卑劣な理由を口にしているそうです。
他にも、避難を強いられた地域では100件以上の事件が起きており、被害の深刻さがうかがえます。
DVDやゲーム機などを盗んだ犯人も逮捕されており、こういった輩は厳罰を与えてほしいですよね。

泥棒を許すな!避難区域に勝手に入る泥棒は敵!

原発も津波も人々から本当に大きなものを奪っています。
そのせいで避難を強いられるという辛い思いをしているのに、そこに付け込んで金銭を奪うような輩は「卑劣」としか言えません。
とある被災者のブログには、母親の指輪をとられた人もいました。
その方のお母様はいまだに見つかっておらず、だからこそ指輪はより大切なものだったはずです。
それを盗んでいくなど、非常に許しがたいことだと思いませんか?絶対に許してはいけないことです。

このように被災者を狙った犯罪行為に関しては厳罰に処すべきであり、絶対に許してはいけない行為と認識し、厳しい対処をすることをのぞみます。被災者が二次災害に遭うようなことはあってはならないのです。
残念なことに、震災の現場でこのようなことが起きるのは珍しいことではなく、これまでにもいくつか報告がされています。なので、こういったことも起こり得るということを頭に入れておきましょう。
日本ではいつ災害がおきるかわかりません。それを思えば、今後にそなえておくというのは本当に大切なことでもあります。