スーツケースのトラブル

スーツケースのトラブル対策

いやあ、これが結構多いんです。
スーツケースって、良いものだとダイヤル錠とか鍵がついているじゃないですか。
あれの番号を忘れちゃって、自分で開けられないから何とかしてくれ!というお願いをされたことが何度もあります。

「それは自分で控えておいた方が良いんじゃ」と思ってしまうかもしれませんが、こういう暗証番号を決めた時って、「絶対忘れない!」と思いこんじゃうんですよね。
インターネットのサイトのパスワードとかもそうじゃないですか。

「絶対にわすれない」と思ってパスワードを決めたのに、次の瞬間に忘れてしまうことってありますよね。
そういうのが、スーツケースにもあるわけです。でも、パスワードは問い合わせをすれば新しいものを設定することができますが、スーツケースの場合はそういうわけにはいかないので、どうにかして自分で開けなければなりません。そういう時に頼れるのが、鍵業者なわけです。

海外旅行シーズンは本当に多かったよ…

このトラブルが多かったのって、やっぱり海外旅行が多いシーズンでしたね。
夏休みとか冬休みとか、そのあたりのシーズンに「スーツケースがあかない!」って電話がかかってきて、現場に急行したことがありました。一日に何件も入った時があって、その時は死ぬかと思いました。

もう、空港に「スーツケースがあかなくなってしまった人のための専用スペースを作ってほしい」って思いましたよ。その場に並んでもらって、一人ずつ開けていったら自宅までいく手間がないから(笑)。

まあ、スーツケースがあかないことに気づくのなんて、たいていは自宅に帰ってからですからそういうわけにもいかないんですけどね。あんまりにもお客さんをお待たせすることが多いと、申し訳なさから「空港でやってくれ」と思ってしまいますね。だって、せっかく帰ってきたのにスーツケースから土産も出せないって悲劇じゃないですか。

鍵を壊さないようにして開けますけど、時間がかかる鍵もありますしね。

ロッカーのトラブルも多い

旅行中はコインロッカーのトラブルも多いみたいですね。
「みたいですね」っていうのは、コインロッカーだと僕たちみたいな専門業者が行かなくても、きっちり現場で開けてくれる人がいるから。

ちゃんと駅でスペアを確保しているので、それで開けてもらうことができるんですね。でも、こういう時でも「無くした鍵の代金」は支払わなくちゃいけないので注意。

そして、その無くしたコインロッカーの鍵のスペアは、僕みたいな業者がつくることがあります。実はいろんな仕事してます、ハイ(笑)。
旅行の際には、スーツケースとかそういうものの鍵の紛失に十分気を付けて下さいね。