不規則な生活になりがちな鍵修理業者

修理業者をやめた理由

20代まで鍵修理業者に働いていました。
決して稼ぎが悪いというわけではないけど、
一般人が思っている以上に鍵修理業者の仕事というのは生活が不規則になりがちなのです。
30代になって家族ができたため、「不規則な生活では駄目だ」という思いから
鍵修理業者から転職をしたのです。
やはり、一家団欒は大切にするべきです。

また、昼は子供を保育所に預けることができるのでいいですが、
夕方にはしっかりと育児をする男性(イクメン)をしてきたいと思ったからです。
なぜ、生活が不規則となるかといえば、
やはりユーザーのほとんどが夜に仕事を依頼してくることが多いからです。

夜の依頼が意外と多い

鍵修理業者にはいろんな仕事があるのです。
そのなかで主な仕事の一つに、自宅の鍵を紛失して家に入れなくなった一人暮らし世帯の人から開錠してもらうための依頼がよくあるのです。
でも、鍵を失くしてしまったことに気づくのは、失くしたそのときであることは少ないのです。
どこで失くしたかわかっているのなら、そもそも紛失するわけがないので当然のことでしょう。
ほとんどのケースが、自宅の前について鍵を使おうと思ったときに鍵が紛失したことに気づいてしまうのです。

一人暮らしをしている世帯主のほとんどは社会人か大学生です。
普通の社会人では残業で夜遅くまで働くことも多いですし、早めに仕事が終わっても同僚や上司の付き合いで飲みにいったり、さらにはどこか遊びにいくケースもあるのです。
そして、大学生でも研究をしているところでは夜遅くまでかかることがありますし、講義が早く終わってもサークル活動や合コンなどで夜遅くまで遊んでいることが多いのです。

つまり、一人暮らしをしている世帯主のほとんどが夜遅くに帰ってくるケースが多いのです。
しかも、お酒を飲みに行くケースが多く、酔っ払って鍵を失くしたり持って帰るのを忘れてしまうことが多いので大変です。
夜遅くに帰ってきて、初めて鍵を持ってないことに気づかれるのです。
そして、鍵修理業者へと電話がかかってくるのです。

生活が不規則になりがち

最近では、ほとんどの人が携帯電話を持っています。
インターネットを活用すればすぐに近くの鍵修理業者を見つけることができて、すぐに電話をかけることが可能なのです。
鍵修理業者は困っている依頼者のために、少しでも早く現場に向かいます。
それは夜遅くても関係がありません。
自宅の前で待機している依頼者のために鍵を開けていくのです。
このような仕事は決して少なくないのです。
そのため、深夜遅くに出掛けることもあり、生活が不規則になりがちになってしまいます。
それは鍵修理業者の宿命といってもいいでしょう。
深夜に鍵が失くしても、躊躇することなく電話してもいいと思います。

私はもう鍵修理業者ではありませんが鍵の開錠をしてもらったときは、ぜひ感謝の一つでもかけてあげるときっと修理業者の人も喜んでくれるでしょう。
そうすれば、深夜の仕事での疲れも吹っ飛んでしまうものです。