空き巣が狙い易い時間帯や曜日がある?

施錠は毎日しっかり、でも空き巣情報についても理解が必要です

施錠は毎日、勿論外出する時にしっかり行うべきですし、自分が家にいる時でも必ず内側から鍵をかけるという事を忘れずに行わなくてはなりません。
空き巣だって楽に侵入しようと思っていますので、鍵が開いている家は最高の仕事場となってしまいます。

鍵もしっかりしているし、防犯意識もそれなりに高いから大丈夫という人も、そういったご家庭も多くなっているなと感じますが、それにプラスして、空き巣に関する情報を知っておくということが大切ではないかと感じます。

空き巣の手口を理解しそれに対応し、こちらも手段を考える、常に情報を知っておくことで、空き巣が新しい手口を使い始めても対応ができるでしょう。

空き巣は何時頃を狙って侵入する?

空き巣の被害を調査してみると、空き巣被害が一番多くなる時間帯としては、午前10時から12時くらいとされています。
お子さんは学校へ、ご両親は仕事へ、そうなると家に誰もいなくなります。
昔は祖父母と同居という事も多かったので、誰もいないという事は少なかったのですが、最近は核家族化が進んだことで、空き巣にとっていい環境になってしまったともいえるのです。

一般家庭の場合、昼間、誰もいないことが多い時間帯が狙われる時間となりますが、空き巣ではなく、忍び込み、居空きと呼ばれる「人がいるのにこっそり別の部屋を物色し盗みを働く窃盗犯」などは、その他の時間帯にも侵入していますので、入りやすい時間帯だけ注意するという事では困るのです。

空き巣は平日が好き!

土曜日、日曜日、祝日などはご家族で一緒に遊びに出たりしても、「いつ戻ってくるかわからない」状態です。
しかし平日の場合は、学校に行く時間、仕事に行く時間、さらに帰宅する時間もほぼ一定しているので、平日の方が「家の人が帰宅してくるかも?」という事を考えず、盗みに没頭できるのです。

空き巣というのは入ろうと思った家の人たちが普段どのような行動をしているのか、必ずリサーチしていますので、何時に出かけて何時に帰宅するのが通常のパターンである、という事をよく理解しています。

帰宅時間が不規則だったり、常に人の出入りがあると感じる家などは侵入しようと思わず、毎日規則的に人がいない時間帯があるという家に侵入しようと考えます。

気を付けて!忍び込みは本当に怖い

空き巣の場合、人がいない時間帯を狙って盗みに入りますが、忍び込みなどは人が寝ている間などを狙って侵入します。
特に侵入しても気づかれにくい一戸建てなどが狙われやすいのですが、忍び込みが怖いのは、鉢合わせする可能性が高いという事です。

もし、お子さんがトイレに起きてばったり会ってしまったら、のどが渇いて水を飲みにキッチンへ降りた時、忍び込み犯にあってしまったら?犯人は想定外の事が起きた場合、何をするかわかりません。
場合によっては傷付けられる事もありますし、命を失う危険性もありますので、忍び込み犯も入る事をためらうような強固なセキュリティをしくことが必要なのです。