防犯性能の高い鍵はどんなものか

防犯性とは何か

防犯性が高いとは、空き巣がその鍵を不正解錠するのに時間がかかったり手間がかかたtりする鍵のことでしょう。
そのような観点から考えると、防犯性の高い鍵はディンプルキーなどの構造が複雑な物、アンチロックピンなどのようにピッキングしにくい機構のシリンダーなどのことを言います。

逆に防犯性の低い鍵は、シンプルな構造の鍵であったり、シリンダーが劣化していたりして壊しやすい、ドリルで簡単に壊せてしまうようなシリンダーのことを言います。
防犯性を高めるなら、鍵を1個のみでなく、2個や3個取付けることも防犯性を高めます。
しかしながら、ドアにはチェーンを付けたとしても、チェーンは簡単に切断できるので防犯性を高めることにはなりません。

防犯性の高い鍵の種類

それでは防犯性の高い鍵はどのようなものがあるのか、以下でご紹介します。

・カバスターNEO
2017年に発売されたガバ社の最新シリンダーであす。
ディンプルキーであり、オーナ登録制なので合鍵は登録しないと作れません。
ピッキング耐性があるのはもちろん、鍵壊しなどにも対応しています。

・カバエース
コストパフォーマンスに優れている、ディンプルキーです。
通常の鍵よりもピッキング耐性や鍵壊しにも対応しており、スペアキーも作成しやすいです。
コストを抑えて防犯性を高めたい人におすすめです。

・V-18
ゴール社のドリル破壊に強い鍵です。
アンチピッキングを使用しピッキング耐性や鍵壊しにも対応しており、通常の鍵屋でも複製が可能です。
リバーシブルタイプではないので、少々使いにくいかもしれません。

・FBロック
世界最高クラスの防犯性能のある鍵です。
アルファ社の最上級の鍵です。
シリンダーが4方向構造のためにピッキングしにくい鍵となっています。
合鍵を作成するときは、カードの照合が必要ですが、元々合鍵は5本付いてくるようになっています。

・PRシリンダー
美和ロックのディスクタンブラーを使用しているディンプルキーです。
ディンプルキーの中では比較的一般的であり、合鍵作成費用も安めです。

・GRAND-V
高い防犯性がありながら、合鍵も作りやすい鍵です。
鍵の中では使いやすく、ステンレス製で耐久性もあります。

防犯性の高い鍵はこのようなものがあり、現在鍵メーカーから発売されている種類は、おおよそ防犯性を高めた物が主流です。
もしも鍵が古く構造がシンプルなら、防犯性が低いので、今回ご紹介したような鍵に交換することをおすすめします。
鍵をシンプルな構造のものから、複雑な構造な鍵やディンプルキーに交換するだけでも防犯性が高まります。
どれにするか迷うなら、まずは鍵屋に相談してみるのも良いでしょう。