時に、空き巣はいろいろな地域に跨って起きる可能性もあり、注意をしなければなりません。
空き巣をする輩というのは1人に限らず、集団である可能性も大きいということです。
この事件は、2015年3月に京都や兵庫と言った府県を回っていた窃盗団が逮捕されたもの。
この5人がおこした空き巣は6件で、被害額はなんと2400万円相当にのぼるそうです。大変な額ですね。
手口は「兵庫県を中心に窓をこじ開けて侵入→中にある金庫などを持ち出す」というもので、金額の大きさからかなりの数の窃盗を繰り返していたことが解ります。
日本人学校で知り合ったという犯人たち
この事件の犯人は中国人5人で、いずれも日本人学校で知り合ったことがわかっています。
日本人学校で知り合って犯罪を犯すなんて、想像できないですよね。
この五人が五人一緒に空き巣をしていたのか、それともそれぞれが別のところで盗みを働いていたのか、それはまだ明らかになっていませんが、いずれにせよ何らかの形で共謀していたということになりますね。
日本に来て、こういった犯罪行為に身を染めてしまうのは悲しいことです。
この事件のように、同じ窃盗団が同じような手口を使ってピッキングを繰り返しているケースは後をたちませんので、きちんと対応をしていかなければなりません。
警察が厳しく対処をするのはもちろんですが、そればかりではなく「個人がこういった事件をより重く考えること、被害に遭わないように気を付けること」は何より重要なことになります。
世の中には、私たちが考える以上に酷い連中がいる、ということを忘れずに対応をしていきたいですね。
ピッキングを防ぐために、できることをやっておく
こういう事件を防ぐには、やはり「個人がどこまで危険意識を持つのか」が非常に大切になってきます。
ピッキングはいつなんどき起きるかわからないもの。
だとすれば、ピッキングを防ぐためにどうすればいいかを考え、ピッキングにあわない方法を模索していく必要があります。
まず、鍵はピッキング被害に遭いやすいディスクシリンダーではなく別の物に変えること。
また、こういう泥棒と言うのは日ごろからその家の様子を見て「どういう方法で侵入するか」も考えています。
泥棒は本当にいろいろなところから侵入しようとしますので、隙を見せないような生活をすることも必要になりますね。
日ごろから「ピッキング」というものにどう向き合うのか、どう防いでいくのか。
それを考えて行くことが何より重要です。